こんにちは。今年の梅雨は早々に開け、一気に夏モードになりました。暑さと節電の狭間で戦う日々が始まります！皆様、熱中症対策は万全に行いましょうね。
そんな暑さを少しでも和らげる為の対策の一つが「冷たい飲み物」。皆さんも飲みますよね？もちろん私も飲みます。キンキンに冷えたビール、おいしいですよね。
ただ、そんな夏の癒しが身体に負担をかけてしまっているかもしれません。冷たい物は内臓に影響し、むくみや冷え性を起こすきっかけとなってしまいます。さらには、薄毛のリスクを高めたり、悪化させてしまう可能性があるのをご存じでしたか？今回は冷たい飲み物と薄毛の関連性をご紹介致します。
本当に冷たいと悪化するの⁉
冷たい飲み物はすぐに胃腸で吸収されやすいので、摂り過ぎると急速にお腹を冷やしてしまいます。お腹が冷えると下痢になるのはもちろん、食欲不振に肌荒れと様々なトラブルを引き起こします。そして冷えると血管が収縮してしまう為、血液量もその分少なくなってしまい、全身に血液が行き渡りにくくなります。全身の血流が悪くなると、頭皮にもしっかり血液が流れなくなります。この血流の悪さは頭皮にとって大ダメージとなってしまうのです。
お腹が痛くなったり、頭がキーンとしたりと内臓への影響は想像できますが、頭皮への影響は想像しにくいですよね。ではなぜ、この血行不良が頭皮まで影響するのでしょうか。
血行不良が及ぼす影響
頭皮への血液の流れが阻害されると、毛根部に十分な栄養が行き渡らなくなります。丈夫な髪を作るにはタンパク質やアミノ酸といった栄養が必要となりますが、それらが足りないまま成長した毛髪は、細く弱い毛になりやすく、抜け毛や薄毛になるリスクを高めてしまいます。また、体温を下げることは病気に対する抵抗力を下げる要因の一つです。その為、頭皮の炎症も起こりやすく抜け毛が増える原因となりかねません。
頭皮の夏バテに要注意！
お伝えした冷たい飲み物や、夏に浴びるエアコンによって夏バテになることは夏のニュースで繰り返し流れているので、ご存じの方も多いと思います。もはや風物詩と言ってもいいかもしれません (笑)
そんな夏バテですが、実は頭皮にも起こっているのです。頭皮は肌の２倍以上紫外線を浴びると言われ、身体の中でもっとも皮脂が多く分泌します。そこに今回ご紹介した血行不良も相まって、頭皮は夏の影響を受けやすくなってしまいます。夏に「なんかボリュームが減った気がする？」や「枕の抜け毛が増えているような…」 など感じられたことはありませんか？もしかすると、頭皮夏バテが影響しているかもしれません。
そこで、頭皮の夏バテ対策ご用意しました！
①身体の冷やしすぎは要注意！熱中症に注意するのはもちろんですが、冷たい物の飲みすぎにも注意です。
② 頭皮マッサージで血行改善を！冷えにより栄養不足になった頭皮に、マッサージで血行を促しましょう。
③ 定期的に髪の分け目を変える！紫外線が浴びる位置をこまめに変え、日焼けを防ぎます。
④ 栄養のある食事を気に掛ける！食が細くなりがちな夏ですが、身体の栄養不足は頭皮の栄養不足に繋がります。
ただ、あくまでもこれらは対策なので「これが頭皮の夏バテかな？」と思ったらお近くのクリニックに相談してみるといいかも知れません。
いかがでしょうか？私も暑いのは苦手なので、冷たい飲み物に手が伸びたり、クーラーに頼りがちになります。毎日完璧に！とはいきませんが、頭の隅にでも置いておいて、思い出したときに気を付けてみてください。今年の夏は猛暑と言われていますが、皆様どうぞ熱中症にはお気を付けくださいませ。
