なぜ、プロペシアの服用を断念してしまうのか・・・
インターネットが普及することで、なんでも買える時代になっております。その為、本来は病院で処方する必要のあるプロペシアやミノキシジルなども容易に手に入れる事が出来るようになりました。またインターネットでは薄毛対策として、プロペシアの服用から始めることを勧める記事が多く載っています。
ですが、プロペシアを服用しているが、思ったよりも効果が見られずに服用をやめてしまったということをよく聞きます。なぜプロペシアを服用したのに効果を実感できずに、服用を止めてしまう方が多いのでしょうか。
プロペシアは1錠24時間
その理由は、服用するタイミングに問題がある可能性があります。実はプロペシアに関わらず、薬には効果持続時間が決まっているのをご存知でしょうか。一般的な薬を平均すると、8時間程度が効果を維持できる時間と言われています。そして、プロペシアの場合は、平均時間の3倍になる24時間も効果を維持出来ると言われています。
他の薬と比べて、効果持続時間がとても長いですね。
ですが、長いからといって効果を実感できる訳ではありません。むしろ、24時間もあるからこそ気を付けないといけないことがあります。それが服用するタイミングです。
もし朝にプロペシアを服用して同じ日の夜にも服用してしまうと、朝と夜のプロペシアの有効時間が被ってしまうことが考えられます。服用するプロペシアの量が多くても得られる効果は一緒です。
また次のプロペシアを服用するまでに1日以上空いてしまうと、その空いてしまった期間は体内でのプロペシアの有効時間は切れてしまっていることが考えられます。その為、プロペシアの効果が一旦無くなってしまう為、効果を実感するまで余計に時間がかかってしまうことが考えられます。せっかくプロペシアを服用しても、効果を実感出来ないのは勿体ないですよね。
以上のことから、プロペシアの服用で気を付けないといけないことは、いかに体内での有効時間を継続させるかということであることと言えるのではないでしょうか。
効果が実感できないのは、飲み方に問題があった?!
では、どのタイミングで服用をすれば良いのでしょうか。先程お伝えした様に、プロペシアの効果持続時間は24時間と決まっています。この限られた有効時間を最大限に維持・継続する為には、毎日同じ時刻で服用するのが良いと言えるのではないでしょうか。
しかし、プロペシアに関わらず薬を服用するのをうっかり忘れてしまう時もありますよね。そうならない為に、朝食と一緒に服用してみてはいかがでしょうか?朝食時であれば基本的に自宅での服用になりますので、プロペシアを持ち運ぶ必要がありません。その為、自宅に忘れたから服用出来ないというリスクは回避できます。
しかし、近年朝食を取られない方が増加していると言われています。基本的にプロペシアは空腹時でも服用することが可能ですので、朝食を食べない人でも朝にプロペシアのみ服用することに問題ありません。また歯磨きの後や顔を洗った後など、行動の前後にプロペシアを服用してみても良いかもしれません。またアラームやアプリ等を活用し服用する時間を決めるのもお勧めです。
自宅で摂取するなら夕食時でも良いのでは?と思われる方もいらっしゃると思います。それでも基本的には構いません。ですが、プロペシアを服用する時に気を付けないといけないことが二つあります。
一つ目は服用が24時間間隔になっていること、二つ目はアルコールと一緒に摂取しないことです。
ですので、夕食時に服用する場合、晩酌が好きな方にはおすすめできません。プロペシアとアルコールを同時に摂取してしまうと、肝臓への負担が大きくなってしまうことが考えられます。加えて、会社の人付き合いなどで外食する可能性もあるのではないでしょうか。もし夕食時にプロペシアの服用をお考えの方は、そういった事を踏まえて服用の仕方に工夫が必要かと思います。
プロペシアで薄毛を改善したい人へ
このようにプロペシアの服用ひとつでも大変ですので、AGA治療においても効果を実感するまでにある程度の期間が必要と言えるのではないでしょうか。そして、効果を実感するのに時間がかかる程、その分費用もかかってしまいます。費用を少しでも抑える為には、効果をいち早く実感することが重要です。
その為には、きちんと服用方法を把握し、継続的に服用が出来ているかどうかということが重要になります。服用の日時がバラバラな場合と毎日同じ時間で服用し続ける場合とでは、効果は全く異なると言えるでしょう。やはりAGAの初期治療として、プロペシアから服用を始められる方が多いと思います。
もし今からプロペシアを服用してみる方、また既にプロペシアを服用しており効果が実感できない方は、
今一度服用の頻度、タイミングに問題がないか確認してみてはいかがでしょうか?