こんにちは。そろそろ本格的な衣替えが必要な気候になりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
先日26歳の方が「AGAが始まってしまいました…何とかしたいです!」とご相談いらっしゃいました。まだお若く、ご親族にも薄毛の方はいらっしゃらないそうで、特に見た目も薄いわけでは無かったのですが、どう考えても抜け毛の量が増えたので早めに対策したいとの事。普段通り診察をさせて頂いたのですが、やはり”AGAではない”という診断結果になりました。AGAではないけれど抜け毛が多い…この情報から「もしかして、コロナに感染されましたか?」とお伺いしました。すると「3ヵ月前くらいになりました」と仰り、「それ、コロナの後遺症かもしれませんね」とお伝えするとそこで患者様もハッと気づかれました。
流行当初はニュースなどで度々取り上げられていましたが、最近はあまり見なくなったので忘れてしまいますよね。こちらの患者様も”抜け毛=AGA”と思い込んでいて、まさか後遺症だとは想定していなかったそうです。実際に症状が出た時にAGAなのかとコロナの後遺症なのか見当がつかないと正しい対応が出来ない可能性も…!そこで今回は、AGAとコロナの後遺症の違いを見てみましょう!
AGAの特徴
・生え際や頭頂部など部分的に薄くなる
・毛が細く弱くなる
・男性に発症する(男性ホルモンの影響を受けて起こる)
・血縁に薄毛の人がいる
コロナの後遺症の特徴
・2-3ヵ月前にコロナに感染した、若しくはワクチンを接種した
・抜け毛が急激に増える(元気な髪も含め)
・集中的に薄くなったりはしない
・若い人や女性でも発症する
なんとなく違いはお分かりいただけたでしょうか?気になる症状がある場合は上記のポイントを参考にしていただければと思います。コロナ抜け毛の場合は、咳や味覚などの後遺症が落ち着いた2.3ヶ月後に発症することも多いので要注意です!とはいえ、お一人お一人状態も異なりますので、詳しくは診察の上で適正な治療を受けましょう。TOMクリニックではAGAだけでなくコロナの後遺症(コロナ抜け毛)の治療も可能ですので「どっちか分からないけど、何とかしたいです!」というご相談でも大丈夫です!
お気軽にご活用くださいね。
タグ:AGA, コロナ後遺症, コロナ後遺症対応医療機関, コロナ抜け毛, 脱毛症