こんにちは。6月も終わり暑さも本格的になってきましたね。今年も対策を万全に行い体調を崩さない様にしたい所です。
最近、患者様から「夏は帽子を被りたいけど薄毛には良く無さそうで不安」というご相談をよくいただきます。帽子をかぶってはいけない訳ではありませんが、蒸れ等が気になる方は結構多いみたいです。そんな方は、帽子以外の暑さ対策として“日傘”という選択肢はいかがでしょうか?日傘というとどうしても女性のイメージを持たれる方が多くいらっしゃると思います。ただ近年では酷暑と言われるほどなので「日傘男子」という言葉も生まれるくらい、日傘を利用される男性が増加しています。この記事を見ていただいている方の中にも「薄毛に日傘?」と驚かれている方もいらっしゃるかもしれませんね。
そこで今回は 意外と薄毛の方に適している日傘のメリットについてご紹介させていただきます。
メリット1:紫外線によって起こるダメージを防止
紫外線には毛髪の元となる毛母細胞にダメージを与え機能を弱らせてしまう力があります。その為頭皮が紫外線を浴びるのは薄毛の進行に繋がる可能性も…!
そんな紫外線を遮断する為には日傘が最適です。
日傘は紫外線対策を目的に作られたものなので、紫外線をしっかり遮断する事が可能です。ただ日傘の中でも遮光率に差が有るので、日傘を選ぶ時は100%に近い物を探してみてください。
メリット2:汗の量、蒸れを防いで抜け毛防止
汗で蒸れてしまい雑菌が繁殖すると、頭皮に炎症を起こし頭皮環境が悪化、髪の毛が生え変わるサイクルを乱す可能性があります。その結果、抜け毛が増えることも考えられます。
また女性に比べて汗をかきやすい男性は、肌や髪の毛がベタついてしまい見た目にも清潔感が半減してしまうなんてことも…
こういった状況を防ぐためにも日傘が効果的です。意外と知られていないのですが、日傘をさすと体感温度が5~10℃下がることが証明されています。この酷暑の中でこんなにも体感温度が下がると汗もかきにくくなるのでありがたいですよね。
この様に、日傘を使う事で様々な薄毛の敵から守る事が出来ます。
冒頭に紹介したご相談のように、ネットでは情報が混在しており「結局帽子を被っても薄毛に影響はないの?」と不安に思われている方も多くいらっしゃると思います。そこで別の選択肢として日傘を今回はご紹介させていただきました。
最初は日傘の利用になかなか踏み出せないという方も多くいらっしゃるかもしれませんが、最近は折り畳み型や男性向けにシックなカラーの日傘、いきなり日傘から入るのではなく、晴雨兼用傘を携帯するなどもいいかもしれませんね。
是非この機会に日傘を皆様も利用してみてはいかがでしょうか。