日本人男性の3人に1人がAGA（男性型脱毛症）と言われているだけあって、薄毛に悩む日本人男性の数は年々増加傾向にあります。中でも、日本の首都、東京には人口が密集しているため、薄毛に悩む男性の数も他の都道府県よりも多い事が特徴として挙げられます。

その為、首都圏には多くの薄毛専門クリニックが存在しています。当院TOMクリニックも、東京新橋にあり、男性薄毛のお悩みを数多く診てきました。新橋はサラリーマンの街だと言われているためか、他の地域も多くの薄毛治療クリニックが存在しています。

そこで今回は、東京新橋で薄毛治療を行う際に重要な、クリニック選びの基準についてご紹介いたします。

治療費の安さだけで判断しない

前回の記事で、大阪で薄毛治療を行う際にも基準となると言いましたが、安さだけでクリニックを選ぶのは危険だと言えます。特に新橋には薄毛治療院が密集している為、価格競争が起こりやすい状況にあると言えますが、人を多く呼ぶためだけに費用を下げている所が仮にあったとすれば、丁寧な診察と症状に合った治療を望むことは難しいと言えるでしょう。そのため、価格だけで薄毛治療院を選んでしまうと、折角治療を決断したにも関わらず、満足のいく効果が得られず、途中で治療を断念してしまう、と言う事にも繋がりかねません。

上記以外の理由で、安さだけでクリニックを選んではいけない理由について、細かく紹介していきます。

◆一言に「薄毛」といっても進行度があるから

└頭頂部に全く髪がない状態も「薄毛」ですし、生え際が後退しはじめた状態も「薄毛」です。このように「薄毛」とひとくくりにしても、個人によってその症状や薄毛の度合いが異なっています。それは、AGAは進行性であり、AGAの進行度がⅠ～Ⅶ段階に分類されているからです。進行度がⅠであれば比較的軽い薄毛症状であり、Ⅶに近づけば近づくほど薄毛の症状は重くなっていきます。AGAの進行度がⅦの場合、治療を行っても発毛効果が見込めない場合もあります。そのため、症状が悪化してしまう前に手を打つ必要があり、薄毛・AGA治療は早期治療が重要となっています。

AGA進行度

そして、人によってAGAの進行度が異なるように、治療法もAGAの進行によって異なっています。
先ほど例に挙げた、頭頂部に全く毛がない人と、生え際が後退しはじめた人だと、薄毛の進行度も違いますし、薄毛の症状が表れている箇所も異なっています。頭頂部に全く毛がない人は内服薬の処方に加え注入治療を行うなど、複合的な治療が望ましいと言えますが、生え際が後退しはじめた人の場合だと内服薬での治療のみで十分に症状を改善する事も可能です。

このように、症状や進行度によって適切な治療法が異なってくるにも関わらず、費用ばかりを気にして、比較的「安い」と感じる治療を選択してしまうと、何年治療を続けても何の変化も得られない、という事態が起こり得ます。そうなると、安いはずの治療費が高くつく事にもなりますし、場合によっては治療を続けても効果が得られないと治療を断念してしまう事にも繋がります。そのため、費用だけで判断することは極めて危険であると言えます。

治療方法が充実しているかどうか

近くに薄毛治療を行う施設が一か所しかないとすると、そこで治療を受けるしかありませんが、新橋には数多くの治療院が存在しています。そのため、自分にあったクリニックを選ぶことが可能です。
その際に重要となってくるのは、治療法がいくつか存在しているかということです。薄毛治療は単純に内服薬だけ服用していればいいというわけではありません。もちろん、症状によっては内服薬だけでも十分に効果を得ることが可能ですが、そうでない場合は、複合的な治療を受けることが薄毛解消への近道となります。
せっかく治療を受けるなら、効果を十分に得たい内服薬を処方して終り、というだけでなく、髪の状態を診た上で適切な治療法を提示するクリニックが望ましいと言えます。

クリニックの立地

駅から近いことはもちろんですが、人通りが多すぎるところは「バレたらどうしよう」という思いが強い方には推奨致しかねます。多くの場合、AGA治療には通院の必要があります。そのため、人に知られたくない方が毎度人通りの多い場所にあるクリニックを選んでいては、通院時の負担となりかねません。そういう場合は多少遠くても人通りの少ない箇所にあるクリニックを選んだ方が良いといえます。もちろん、便利さをとるという方は駅に近いところを選定する事が重要です。